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【英語多読100万語】はじめの一歩「ORT」を読みまくれ!

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英語で多読を始めようと思っても、何から読んだらいいか分からないですよね。そんな方のために、ここでは初心者が最初に読むのにオススメなシリーズ本、「ORT」を紹介します。

この記事を読むと分かること

Oxford Reading Tree (ORT)って何?

ORTが初心者にオススメの理由

ORTの読み方

ORTの入手方法

初めての多読にオススメ「Oxford Reading Tree」

Oxford Reading Tree(ORT)は、イギリスの約80%以上の小学校で「国語」の教科書として採用されている信頼ある絵本です。ネイティブの「国語」の教科書ですから、文法などに間違いがなく、正しい使い方を安心して覚えられます。

Stage0から9までレベル分けがされており、自分のレベルに合わせて順番に進めていくことができます。また、本は200話以上あり、多読の最初のレベルYL.0をクリアするのに十分量あります。全ての本は語数が調べられており、100万語めざしてカウントもしやすくなっています。

お話は、主人公のキッパーを中心に、その家族や友人たちとの生活が描かれています。日常生活で使われる自然な英語が使われており、まるで自分もそこに暮らしているような感覚で学ぶことができます。

「教科書だから面白くなさそう・・」と思いきや、キャラクターや絵も魅力的で、ストーリーも面白い!特にMagic Key(魔法のカギ)シリーズは、毎回いろんな場所にタイムスリップする冒険物で人気のあるシリーズです。話が面白いだけでなく、その時代の事も学べてしまうという、なんともよくできたストーリーです。

またこれは絵本で学ぶ良い点で、単語や英語自体が分からなくても、絵を見るとそこに書いてある物や状況、動きから分かることがあります。特にORTは、絵から推測できるように工夫されているように思います。

ORTの良いところ

  • イギリスの小学校でも使われている良書
  • レベルが10段階に分かれていて取り組みやすい
  • 200話以上あり、重要な基礎レベルの良書に大量に浸れる。
  • 生活で使う自然な英語を、絵を見ながら楽しく学べる

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言葉が学びやすいように、絵も工夫されてる。ストーリーも大人が読んでも面白かったよ。

ORTでリスニング/スピーキングもしよう

ありがたいことに、ORTにはすべて音源があります。(CD付とCDなしが選べますが、是非CD付で!)本を見ながら音源を聞いたり、時には音源だけを聞いたり、声に出してリピートすることで、基本的な英語の音や文章を耳にすり込こみましょう。

ORTの読み方

何度も繰り返し読もう、聞こう

子供って、同じ絵本をなんどもなんども繰り返し読みますよね?もう大人が、「またそれ読むの・・」と思うくらいに。でもそうやって、一語、一文を身体に染み込ませているんだと思います。

私たち大人は、意味が分かればつい、サーと流し読みしちゃいますよね。これが身につかない1つの理由で、結局「あー、あそこに書いてあったけどなんだっけ?」となってしまいます。

絵をよく見よう

もう一つ、子供と大人の読み方の違い。子供は字だけでなく絵をよく見ているんです。大人が気づかないところを本当によく見ています。ORTは絵にも工夫がされており、よく見ると隠しグッツや、今後のストーリーに関わる重要人物が通行人として出てきたりしますので結構面白いですよ。絵をよく見ている、というのは、おそらく記憶への紐づけになっており、子供がよく覚えている理由の一つだと思います。

私は「記憶=感情 x 繰り返し回数」だと思います。感情なくサラっとこなし読みはダメ、急がず、絵をよく見て楽しみながら、何度も繰り返し、読み聞きしましょう!

さらっと読まない!よく絵を見ながら読もう。

ORTの入手先

  1. 地域図書館(無料)
  2. プライベート図書館(有料)
  3. オンラインライブラリー(有料)
  4. 本屋/オンラインストアで購入(有料)

ORTは意外と価格が高い。6冊セットで約3000円~です。かなりの冊数を読む必要があるので、これでは相当なお金が掛かってしまいます。①地域の図書館によってはORTを扱っている所もありますので、まずは最寄りの図書館で蔵書検索してみるといいでしょう。

また月額を支払えば読み放題の有料ライブラリー②などもあります。私の場合、近くの塾が英語多読に力を入れており、ライブラリーを大人にも有料で開放していたので、そこを利用しました(SEGブッククラブ)。また、英語の多読講座を受けながら、その間は蔵書された洋書を読み本題することができる講座もあります(NPO多言語多読)。

今から始める方に一番のオススメは、③のOxford Reading Club(オンラインライブラリー)です。ここにはOxford reading treeを含む計1000冊以上が所蔵されています。音声もついておりリスニングにも利用できます。これが月額990円(2021年6月)、利用しない手はないでしょう。

また、「デジタルではなく、紙の絵本が手元に欲しい!」という方。気持ちはよく分かります。何度も読みますし、やっぱり絵本は紙で楽しみたいですよね。出版局のOxford University Pressから購入できますし、Amazonでも一部パッケージで少し安く販売されています。

まずは、Oxford Reading Club(オンラインライブラリー)でスタート!

気に入ったらペーパー本を買うのもあり。

ORTが終わったら

さて、ORTのStage 9も難なく読めるようになったら、YL1へ進みましょう。ここからは、有名な児童本作家の本も出てきて、ますます楽しくなります。

また、ORTの主人公たちが、少し成長した続編がでました。マジックキーや通りすがりおじさんなど、ORTで出てきた伏線が回収されていきます。ORTにハマったファンにはたまらなく面白い、おススメの本です!

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