「The Giver」シリーズ2作目。怒りに溢れたコミュニティ。そこに生まれた不思議な力を持つ子供たち。そして「The Giver」との関連は?このシリーズの謎はまだまだ続きます。
英語のレベルと評価
YL 5.6 (中級者)
総語数:48,032語
オススメ度
現在TOEIC 870点の私ですが分からない文章は多く、それでも肝心なストーリーは追えるため十分楽しめます。
あらすじ
欲しいものは奪い合うのが当然。役に立たない者は獣のいる「フィールド」に送られる。このコミュニテイはイラつきと怒り、暴力に溢れていた。また、年に1回行われる「集会」では「歌手」によりこの世界の人間の全歴史が歌われるのだった。
そんな村に生まれた少女キラは、生まれつき脚が悪かった。両親の死後、フィールドに送られるはずだったが、彼女が不思議な力を持つことを知る「評議会」の助けによって免れ、「議事堂」内に特別な部屋と任務が与えられた。
キラは「議事堂」に住む、2人の子供と出会う。彼らもまた不思議な力を持っていた。子供たちはなぜ集められたのか?「集会」とは何なのか?前作「The Giver」と繋がるのか?
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感想とまとめ
The Giverでこの世界の一部を垣間見たため、The Giverほどの衝撃や展開はないものの、この世界の全貌がどうなっているのか、また続く2作でどう回収していくのか、続きが読みたくなる作品でした。
英語は少し難しいですが、内容がぐいぐい引っ張ってくれるので、中級者なら読み切れると思います。ぜひトライしてみてください!