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洋書 THE WORST WITCH_魔女学校シリーズ

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NetflixやNHKでも放映された「ミルドレッドの魔女学校」をご存知ですか?魔女学校に入学したドジな魔女のお話ですが、実はこの本「THE WORST WITCH」が原作なんです。ドラマはヒアリングがなかなか難しいですが、原作の本は1冊が薄く、読みやすいものでした。魔法が好きな初中級者にオススメのシリーズです。

落ちこぼれの魔女の奮闘劇(あらすじ)

ミルドレッドは魔女学校の1年生。落ちこぼれで何をやっても失敗ばかり。ほうきは折ってしまうし、魔法薬は作り間違えてしまうし、意地悪なクラスメイトを蛙にしようとしたらブタになってしまうし。とうとう、箒ショーの大舞台で、クラスメイトたちを巻き込んで台無しに。落ち込んだミルドレッドは、その夜、こっそり学校を去ります。ところが、学校を後にした先で、たくさんの魔女が集まってよからぬ事を企んでいるのを聞いてしまい・・・。

ハリーポッターを思わす登場人物たち

主人公のミルドレッドの他に出てくる登場人物は、親友のモード、由緒ある魔法家系で意地悪なクラスメイトのエーセル、優しげなカックル校長先生、厳しくて怖いハードブルーム先生など。どこか、ハリーポッターを思い出させるような特徴の人物たちです。特にハードブルーム先生は、スネイプとマクゴガナル先生を合わせたような印象があります。

もしかして、ハリーポッターを参考にしたのかなと思いきや、The Worst Withchの出版は1974年、こちらの方が全然先でした。

シリーズ全9作、日本語版も4作あり

シリーズは全部で9作品、最初の4作品は日本語版が出版されています。英語で読んだ後に、日本語版で内容の確認や、知らない単語、よく分からなかった文章がどう訳されたのか確認したりもできます。

第1作目 The Worst Witch (1974年)

第2作目 The Worst Witch Strikes Again (1980年)

第3作目 The Bad Spell for The Worst Withch(1982年)

第4作目 The Worst Witch all At Sea(1993年)

第5作目 The Worst Witch Saves the Day(2005年)

第6作目 The Worst Witch to the Rescue(2007年)

第7作目 The Worst Witch and the Wishing Star(2013年)

第8作目 First Prize for the Worst Witch(2018年)

第9作目 Fun with The Worst Witch(2014年)

英語のレベル

第1作の読みやすいレベル(YL)は4.1、語数は9120語です。私の場合、800点後半の時に読みました。分からない単語は多数あるものの、なんとなく、「怒ってるって意味かな」とか、「嫌な感じで笑ったって事かな」など、状況やキャラクターから推測できるので、あまりストレスなくストーリーを楽しむことができました。

こういう児童書を読むと、感情やしぐさを表す単語など、ビジネスや試験では見たこともない単語がたくさん出てきて、まだまだ子供が知ってる単語も知らないなーと身に染みます。

Kindleはマーカーをつけれて単語復習に便利

私はこの1作目はKindleで購入しデジタルで読みました。分からない単語にはマーカーをつけながら読み進め、1章が終わるたびに、その単語の意味を確認したり(辞書が入っているので長押しすれば意味がみれる)、日本語版で確認した意味をメモに加えたりしました。

しかも、フラッシュカードの機能も入っていて、マーカーをつけた単語が後から単語帳のように復習できました。1作分だけでも、この機能を使って復習して単語を覚えれば、2作、3作目は同じような単語が出てくるでしょうから、読みやすくなるかもしれないと思いました。

Audibleで音声も聞ける

この本はAudibleも出ています。リスニングに自信がある方は、Audibleから試してもいいですし、聞き読みもいいと思います。私は単語を調べながら、音の確認も必要だなと思ったので、この本を読み込んだ際には買ってみようかなと思案中です。

感想

The Worst Witchは、見慣れない単語も多数ありましたが、それをスキップしてもストーリーを追えました。特に、魔法シリーズが好きな英語初中級者にオススメの絵本です。9作もあるのでしばらくはこのシリーズを楽しめそうです。シリーズを読み終わる頃には、単語のボキャボラリーが上がっていることを期待してます。

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